症例
10年前にヘルニアの手術済
東区 30代 男性
この方は10年前に腰椎5番の椎間板ヘルニアと診断され
手術を行い、その時は治ったのですが、2~3年前から腰痛が再発し
エキテンを見て来院されました。
ここ最近は毎晩寝る時に仰向けになると腰に違和感があり、
月に1回くらい「ピキッ」と鋭い痛みが走ることがあるとのこと
さらに最近は腰だけではなく首や背中、お尻などにも痛みが出てきたため
治療院を探していたとのこと。
慢性痛についての説明をした後、前検査をすると、左のひざに体重を乗せると
痛む、仰向けで寝て足を伸ばすと腰に違和感がでることが分かったので
施術を行いました。
この方は全身の筋肉が硬くなっており、力が全然抜けない状態だったので
全身をゆるめなくてはならなかったのですが、まずはお腹周りの大腰筋をメインに
ゆるめ、肩回りと首回りもゆるめた結果、
仰向けで足を伸ばした時の違和感が無くなり、左のひざもねじれを調整することで
痛みはなくなりました。
最後に内反小趾に対するセルフケアをお伝えし、初回の施術を終えました。
2回目の施術までの間隔が本来は1週間のところ
お客様のご都合で3週間ほど開きました。
お話を伺うと、施術後2週間は楽だったが、ここ1週間くらいは
元に戻ってきたように感じるとのこと。
ホメオスタシスにより元に戻るのは仕方がないので
元に戻り切る前にさらに状態を改善することが大事だと
再度説明しました。
完全に戻り切ったわけではなかったで3回目の施術は2週間後
でお願いしたのですが、再度お客様のご都合により3週間後に
なってしまいました。
この日は腰の状態は良いものの車の運転時にカーナビを操作しようと
左腕を延ばすと痛いということなので肩の施術をメインに行いました。
改善が見られたので自己メンテナンスの方法をお伝えしました。
この方の場合、かなりの改善は見られたのですが、当院の計画通り
通院いただくことが難しいようなので、残念ではありますが
治療はここまでということになりました。