症例
背中、肩甲骨の痛み
勉強中に背中が痛い
北区 10代 女性
夏休み中は毎日10時間以上勉強しているという
受験生が背中の痛みで来院されました。
聞くと1週間ほど前から、勉強中にも背中に痛みがあり
勉強に集中できず困っているとのこと。
診てみると右肩が左肩に比べかなり下がっていました。
本人もまわりの人に言われてその事には気が付いていたとのこと。
この場合は骨盤から傾いていることが多いので腰痛がないか確認すると、
3年くらい前からずっと腰は痛いとのこと。
背中の痛みの場合、単独で背中だけ悪いケースはまれで
首から来ているか腰から来ているケースが多いので
この方の場合は腰から来ていたようです。
腰の方はかなり状態が悪く、前屈でもひねる動作でも、後屈でも
痛みが出る状態でした。
そのため、初回の施術で背中の痛みは無くなったものの、、
今度は腰の痛みが気になるということでした。
人間は1番痛い部分を意識するので、痛みが腰に移動したわけではなく
背中が良くなったので2番目に痛かった腰の痛みに意識が向かうように
なっただけなので、
これは施術によって背中の状態が良くなった証でもあります。
若くて回復力があるので3回の施術で後屈時に痛みは残るものの
勉強や日常生活ではあまり痛みが気にならないところまで回復しました。
受験勉強がんばって志望校に合格して欲しいです。
大人の方は痛みがある場合、治療をするのかしないのか
どのような治療方法を選ぶのかを含めある意味、自己責任なので
痛みを我慢していたとしても基本的には構わないのですが、
正直、高校生が何年も腰痛を我慢していたというのは気の毒に思いました。
お子さんがいる方はお子さんのからだの状態を気にかけてあげてください。
当院にも、最近は小学生でもからだの痛みや頭痛、吐き気など
大人と同じ症状で来院される方が増えてきています。